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Wed Jan 27
北城 1つは、大学改革が非常に難しい仕組みになっています。

―― ああ。それは正鵠を射ておられますよ。

北城 仕組みに関しては、文科省にも責任はあると思いますが、文科省は、特に国立大学を「国立大学法人」として法人化し、各々の国立大学に改革を任せています。しかし、多くの国立大学の総長はだいたい教職員による選挙で決まります。それから、各学部の学部長は学部の教授会の選挙で決まります。そうすると、新たに着任した学長や総長が、この大学の運営を変革したいと思っても、大学運営の実行部隊である学部長を自分では任命できないことになります。

―― 日本国憲法も守る「学問の自由」によって、どうにも動かないことになっています。

北城 一応、任命するとなっているけれども、学部の教授会の議に基づき任命するとなっていますから、実質的には、自分で人選できない。人事権を持ってないのです。

 それから各学部の予算を調整することもほとんどできない。できるとしてもほんのごく一部です。つまり、人事と予算の権限がないのに改革を実行するということは非常に難しいことです。
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